2008年02月18日

老爺柿@雄木

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 中国浙江省・江蘇省原産、雌雄異株の落葉小高木「老爺柿」(ろうやがき)です。第二次世界大戦中、京都府立植物園初代園長 菊地秋雄氏が持ち帰ったとされています。

 ちなみに、「老爺柿」・「老鴉柿」・「姫柿」と表記される「ロウヤガキ」ですが、豆狸としては「老爺柿」を採用しています。

 “雄木”というと、「梅擬」・「真弓」でもたいてい花だけ求められて、樹姿は二の次三の次で見られないものが多いです。

 そういうことで言うとこの豆狸ンちの“雄木”は、もともとの性質が良かったのか、何もしなくても形が整っています。

 鉢の口の大きさと、幹の太さのバランスが悪いので、植え替えることに。鉢から出してみると、柿独特の真っ黒な根が充実していて、健康そのもの。

 今回の鉢は、口は狭い分深さのあるのに植えつけます。せっかく横に広がった根ですが、下側にまるめこむように畳み込んで、無事鉢に収まりました。

 立ち上がりの棒状態は根を上げることで多少改善し、小枝も出来、幹肌も綺麗に荒れ始め、実は付かないもののいい樹になってきました。

 それにしても「老爺柿」、雄木と雌木の開花のタイミングが、あわんなぁ。

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フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』“ロウヤガキ”の項参照

■老爺柿■〔雄木〕
カキノキ科/樹高43cm/左右22cm/最大幹径1.3cm/鉢;宜興 鼎山製陶額押六角鉢


ラベル:老爺柿 雄木
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2008年02月16日

青桐@植替

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 実生15年生苗の「青桐」(あおぎり)です。もともと実生つまみ植えの5本立ちだったのですが、1本だけになってしまいました。

 常緑高木で、古くから庭木、街路樹、建具・家具・器の用材、樹皮は船具用縄・粗布、実は食用と広範囲に用いられて親しまれていた樹です。

 さあブログを書こうと、写真をチェックしてあっ★=B植え替え前の写真がありません。コレでは、ビフォアー・アフターがわからないと悔やんだ物の後の祭り。

 病的に植え替え好きの豆狸としては、どうしても植え替えのほうに意識がいってしまい、写真撮影がおろそかになりがちです。

 それはさておき、鉢から出してみると、太根がビックリするほど肥大化してあぐらをかいています。

 このまま太根を土に埋もれさせてしまうのはもったいないので、これからは植え替えをするたびに、少しでも根を上げて太根が目立つようにします。

 天辺の切り痕は、葉が展張をして落ちついたら、滑らかに修正しようと思います。

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参考文献;『図説 草木名彙辞典』柏書房

■青桐■
アオギリ科/樹高21cm/左右3.5cm/最大幹径3.5cm/鉢;無銘辰砂丸鉢
ラベル:青桐
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2008年02月11日

石化蔦@落雪被害

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 昨日の雪の被害報告です。アルミ線をかけて整枝していた「斑入浮釣木」が、落雪の直撃でグシャッと曲がってしまった物の、その曲がり具合がいいのでそのままに。

 吊り鉢にしていた「指甲蘭」は、綺麗な葉っぱが折れたり千切れたりのかわいそうな有様。同じく落下した「麦蘭」は、運悪く鉢が割れたので鉢替。

 あとは鉢の脚がとれたりとあったのですが、最大のダメージを受けたのが、「斑入浮釣木」と一緒に並んでた「石化蔦」(せっかづた)。枝は千切れ飛んでるは、幹は曲がってしまってるはの惨憺たる状態。

 折れた枝は捨てて、曲がった幹はアルミ線でチョコチョコッと曲げてしまえば、それで済んだのですが、このままでは見るにしのびないので、一か八か折れた枝は挿し木にして、親木と一緒に終えつけることにしました。

 まず折れた枝の下葉を切り、切り戻しして挿し穂を作り、束ねておきます。親木の1株は、まったく葉も芽当りもないのですが、根っこの状態がいいので吹くことを期待して親木2株も束ねます。

 挿し穂の切りもどした箇所に、植物生長調整剤「ルートン」を付けて、赤玉土の微塵で作った泥んこで包みます。

 挿し穂の束と親木の束を輪ゴムで仮止めして、枝が暴れてるのでアルミ線でゆるくまとめておいてから、植え付けます。

 枝を見ても所々に気根を出していますから、充分発根して樹勢を回復してくれると思います。それにしても今回の積雪、量の割には被害が少なくてホンとラッキー。

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■石化蔦■
詳細不明/樹高19cm/左右21cm/最大幹径0.5cm/鉢;お手製「正方鉢」
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2008年02月09日

蟻通@結実

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 “千両万両ありどおし(蟻通)”の語呂合わせの三点セットで、「千両」・「万両」とともに人気のあった「蟻通」(ありどおし)です。

 今でも「千両」・「万両」・「百両(唐橘)」・「十両(藪柑子)」は知られていても、「蟻通」はまったく忘れられた存在になっています。

 ちょうど今の時期、今年咲く花の蕾と、去年付いた実が一緒に見れます。蕾の先に見える四つの突起が、そのまま実になっても残ってるのが面白いです。

 この赤い実、過去何回となく採り播きしてるのですが、一度も発芽したことがなくて“しいな”?≠ニ、疑うほどです。今年こそは、何とかしたいと思っています。

 実付きもよくて、手間いらず。もっと人気が出てもいいとは思うのですが、やっぱり華が無いんでしょうかねぇ?

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■蟻通■
アカネ科/樹高22cm/左右13cm/実径0.5cm/最大幹径0.6cm/鉢;お手製「紐作正方鉢」
ラベル:蟻通
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2008年02月07日

水蝋@大好き

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 豆狸の大好きな樹種の一つ、半落葉低木の「水蝋」(いぼた)です。

 立ち上がりの太いシャリの入った幹から、一気に地を這うような曲がり。さらに上に向かって一曲、その先から双幹になってるという、動きのある樹形が面白くて入手した気です。

 こういう面白い樹形の樹には取木のものが多くて、ご他聞にもれずこの樹もそうで、取木部分切断後のヘソの処理が悪くて、腐りが侵攻していました。

 前回の植え替えのさい、腐りが侵攻してた立ち上がりのシャリ部分をすべて取り除き、根も少なくて自分で立つこともできなかったので、脚を付けた物です。

 2年たって鉢から出して、根洗いしてみると、細根がビッシリ。腐りの侵攻がなくなり、樹勢も回復。切除後塗布したカットパスターのひび割れから、カルスが形成されて肉が巻き始めているのがわかります。

 グラつかないように、しっかりと足回りをかためて、植え替え完了です。やり始めた当初は、目に付いて気になっていた“脚付け”も、今では見慣れてなんともなくなり、見栄えよりも樹のことを考えて、やってよかったと納得しています。

★水蝋、大好き★

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■水蝋■
モクセイ科/樹高18cm/左右9cm/最大幹径2cm/鉢;お手製の「長方鉢」
ラベル:水蝋
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2008年02月06日

桂@植替

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 以前参加していた小品盆栽の会の、メンバーの方からいただいたタネを採り播きした、実生10年生苗の「桂」(かつら)です。渓流沿いなどによく生え、春の新緑、秋の黄葉共に美しい落葉大高木で、雌雄異株です。

 名前の由来は、黄葉の香りに由来する“香出(かづ)”による説と、枝を冠に挿した物を“鬘(かつら)”といったことから転じた説とがあって、現在では後者の説の方が有力なようです。

 取り立てて剪定・整枝をしなかったのですが、小鉢で持ち込んでるだけで大高木とある樹が、こんなコンパクトになりました。

 樹と鉢があわないので、採り播きした以来替えてない長方鉢から丸鉢に植え替えることにしました。長方鉢の形どおりになってる根を、傷めないように丸鉢に収めて植え付け作業完了。

 細幹ですが、樹肌も細かく荒れ始め、赤さが目立ち始め、柔らかくて女性的な樹姿を見せてくれるようになってきました。

 ★実生大好き★

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参考文献;『図説 草木名彙辞典』柏書房
       『木の名の由来』東京書籍
       『日本の樹木』山と渓谷社

■桂■
カツラ科/樹高24cm/左右15cm/最大幹径0.6cm/鉢;峰生
ラベル:
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2008年02月05日

松房@伏せ込み

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 山地に生える蔓性落葉植物の「松房」(まつぶさ)です。蔓は右巻きで、古い蔓の表皮はコルク質になり独特なにおいがします。古くは、「牛葡萄」(うしぶどう)・「松葡萄」(まつえび)・「松葡萄」(まつぶどう)とも呼ばれていました。

 樹がグラつくので、アルミ線で補強しています。イマイチ精彩もなくて、根詰まりをおこしていたりする可能性もあるので、植え替えることにしました。

 鉢から出して根洗いをしてビックリ、根の状態が悪い・悪い。とにかく元気な根が見当たらない。太根は真っ黒でどう見ても勢いがなくて、肝心要の細根はチョロチョロ。

 コレで生きてるのが不思議なくらい。樹がグラつくのもわかります。

 原因は根詰まり。根っこが満杯になって、壊死してしまったようです。それでも蔓性植物は樹勢が強いので、残った根っこで春からの復活にかけてみることにしました。

 頭でっかちのオタマジャクシが立ち上がったような、コケジュンの悪さを強調してるのが、立ち上がりの棒立ち部分。

 3ミリのアルミ線をかけて、強い目に伏せ込むことにしました。幹が曲がるか心配していたのですが、太さのわりに柔らかくてあっさりと曲がってくれました。

 コレで多少見た目の悪さは、カバー。アルミ線は根っこ方向に長い目に残してそれを曲げて足回りを作って、自力で立てるようにします。

 あとは鉢底穴から通したアルミ線でしっかりと固定して、植え付けて完成。樹自体がまったくグラつかない、吹流し風の面白い一鉢が出来上がりました。

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参考文献;『図説 草木名彙辞典』柏書房
       『日本の樹木』山と渓谷社

■松房■
モクレン科/樹高11cm/左右12cm/最大幹径0.8cm/鉢;お手製の「グイチ正方鉢」
ラベル:松房
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2008年02月04日

乳公孫樹@ニコイチ

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 太枝や幹から発生する気根を乳になぞらえて、付けられた名前が「乳公孫樹」(ちちいちょう)。豆狸ンちに来て大きいほうが14年、小さいのが15年になる取木された小品盆栽です。

 来た当初はこんな風ではなかったのですが、取木部分切断後のヘソの処理が悪かったのか、年々腐りがすすんで最終的には、それぞれ1本の水道を残して枯れてしまいました。

 このままシャリとしておいといても良かったのですが、今回思い切って二つを一つにあわせることにしました。

 まずは水道を確認して、切断箇所を決めます。位置が決まったら樹がグラ付かないように、紐で鉢ごと括って樹を固定します。

 盆栽ノコギリで切り口が斜めにならないように注意して、慎重に切断。二つとも切り終わったら、鉢から抜いて軽く土を落として、くっつける位置を決めます。

 結合箇所両面に、盆栽ボンドをたっぷりと塗って合わせます。動かないように輪ゴムで仮止めしたあと、アルミ線でしっかりと結束します。

 作業中、土が飛ぶのと乾燥を防ぐ意味で、ティッシュで根を包んで湿らせておきます。接合面の大きさが違うので、盆栽ボンドを塗ったままの箇所と隙間を、カットパスターで気長に埋めていきます。

 ここまでくれば一安心。あとは鉢に植え付けて完成。結構予想していたのより、いいのが出来上がって、大満足の一鉢になりました。

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参考文献;『盆栽のカタログ』成美堂出版

■乳公孫樹■
イチョウ科/樹高10cm/左右8cm/最大幹径5cm/鉢;千利
ラベル:乳公孫樹 公孫樹
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2008年01月27日

谷手毬@植替

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 「谷手毬」(たにてまり)です。似たような名前の「小手毬」のバラ科ではなくて、「大手毬」・「藪手毬」と一緒のスイカズラ科です。

 樹肌も白くなって、その上細かく荒れてきて、小鉢効果が出てきています。立ち上がりの一曲が、かろうじて樹の流れが単調にならないように効いています。

 この樹のことを書こうと思って、ビックリ。エピソードが何も出てきません。

 豆狸ンちにやってきた苗のときから、大きな一曲があったので曲げることもなく、葉っぱは細かく、節間も短く枝の流れもいいので、別段強剪定することもなく、樹勢も強くて、何も手のかからない優等生。

 それが結果的には、良かったのか?悪かったのか?あんまり手に取ることもなく、今日まで来てしまったようです。

 一鉢一鉢、もっと感心を持って見ていかなくてはと、大いに反省させられた一鉢です。

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■谷手毬■
スイカズラ科/樹高16.5cm/左右14cm/鉢;峰生
ラベル:谷手毬
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2008年01月26日

花蘇芳@芯枯れ

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 お隣からいただいたタネから作りこんでる、「花蘇芳」(はなずおう)実生18年生苗です。幹もようやく太り始め、幹肌も白く細かく荒れ始めて、小鉢で締めてる効果が出始めています。

 チョッと様子がおかしいので、根詰まりを起こしてるかもしれないので、検査も兼ねて、植え替えることにしました。

 植替の前工程として枝の整理をして、様子のおかしい天を少しカットしてみると、枯れてるではありませんか。青味が出るまで切っていくと、一枝までいってしまいました。

 持ち込みすぎたのか、芯枯れを起こしています。枯れなかったのが唯一の救いとは言っても、このバンザイのままで植え付けても面白くないので、別の若い実生苗と一緒に寄せて植えることにしました。

 うまく合わせて、植え付け成功。芯枯れしたのと同期の一鉢も確認してみると、同じように芯枯れを起こしていました。

 と言うことは、「花蘇芳」は持ち込みすぎると芯枯れを起こすということです。コレは今後要注意です。

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■花蘇芳■
マメ科/樹高25cm/左右16cm/鉢;峰生
ラベル:花蘇芳
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2008年01月24日

榎@植替

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 いつの間にやらプランターに飛び込んでいたのを、大きくなりすぎても困るので鉢上げ。幹の太さと硬さがちょうど良かったので、以来針金かけの練習台として持ち込んでいたのでした。

 長い間名前がわからなかったのが、5年ほど前にようやく葉っぱから「榎」(えのき)と同定できた、実生12年生苗です。

 小枝もボチボチ出来始めてはいるのですが、素直すぎる幹筋や、立ち上がりの微妙なコケジュンの悪さ、いつまでも若い幹肌と、気になるトコ満載です。

 植替のついでに、もう少し幹を曲げようとアルミ線をかけていたら、つい小枝に指が当たってボキっ★=B

 折れ切っていなかったので、慌てて癒合剤を塗って動かないよう固定するために、セロテープをグルグル巻きにして処置完了。豆狸の盆栽作業では、何かにつけてこのセロテープが役に立ちます。

 小枝が多いと、アルミ線を巻くときの持ち位置に一苦労。それにくわえて、アルミ線が太いと効きはいいのですが扱いにくくて、細いと扱いやすいものの、効きにくい。このあたりの判断が、なかなか難しいところです。

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■榎■
ニレ科/樹高21cm/左右13cm/鉢;豊千
ラベル:
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2008年01月23日

豆蔵@植替

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 持ち込みすぎたのか樹勢が弱ってきたので、植え替えることにした柿「豆蔵」(かき「まめぞう」)です。この樹を見て気になるのが、接ぎ痕の大きなヤケと、鉢とのバランスの悪さ。

 今回は植替と同時にこの部分も、改善することにしました。作業前に去年処置した天をよく見ると、どうも枯れが止まらずに進行しているようです。切り戻してみるとにらんだ通りなので、この部分も再度処置することに。

 使う道具は前回も登場した、ペンシル型のミニ電動グラインダ。問題のある2ヶ所を、青味が見えるまで削っていきます。

 削り終えたら傷口をきれいにして、盆栽ボンドを塗布。その上に盛り上げないように気をつけて、カットパスターを盛って行きます。コレでヤケ処理は完了。

 次はいよいよ植替です。まずは裾隠しの「五分石菖」を、取り除きます。多少根っこがバリバリと音をたてて切れても問題ないので、一気に剥がしてしまいます。

 盛ったカットパスターにさわらないように気をつけながら、鉢から樹を抜いて土をほぐして根洗い。根っこの間に入り込んでる、「五分石菖」・「菫」の根っこを取り除きます。

 柿の根はヒジキみたいにまっ黒、他の根っこは白いので、見分けやすいので助かります。根の掃除を済ませて、植え付けです。

 今までの鉢は、口と幹の太さのバランスが悪いので、一回り小さ目の鉢に植え付けてみるとぴったりで、カチッと引き締まった一鉢が出来上がりました。

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■柿「豆蔵」■
カキノキ科/樹高30cm/左右30cm/鉢;お手製の「正方鉢」
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2008年01月17日

アメリカ花水木@実生苗

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 鳥が豆狸ンちに運んできてくれたのを集めて、平成14年2月24日と16年1月2日に採り播きした、「アメリカ花水木」(アメリカはなみずき)の実生苗2鉢です。

 2鉢のなかで1株だけが、地際から4cmほどカミキリムシにかじられて、バックリとあいた傷痕が痛々しいものの、肉はまいていて概ね2鉢とも安定して成長しています。

 一鉢にうまくまとめられそうなので、植え替えることにしました。

 2株とも鉢から出して、ざっと土を落として根さばき・根洗い・根の整理をしてみると、2株とも苗同士の根がうまく絡み合って、一体化しています。

 組み合わせてみると一発で決まり、最初から一緒に植えていたみたいです。仮止めしてから、もう一度根をカットして整えると、今まで入ってた一鉢にスッポリとおさまりました。

 今回はあえて剪定はせず、アルミ線をかけての整枝もしないで、鉢を締めることだけで、持ち込んでいこうと思います。

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■アメリカ花水木■(4株)
ミズキ科/樹高47cm/左右29cm/鉢;型丸鉢
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2008年01月16日

枸杞@芯枯れ

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 ヤゴ(ひこばえ)が元気すぎて、主幹が芯枯れおこしてヤゴがボウボウの、一見株立ち状態の「枸杞」(くこ)2鉢です。

 見てると一鉢にまとめられそうなので、植え替えてみることにしました。2株とも鉢から出して、土を落として根さばき・根洗い・根の整理をして、枯れた主幹の残り部分を取り除きます。

 2株を色々と組み合わせて、相性のいい所をさがして、いいポイントが見つかると輪ゴムで仮止めします。

 仮止めした株を植えつける鉢に据えてみて、高さを調整してから鉢底穴から通したアルミ線で結束してしっかりと固定します。

 土を入れて突きこみ表面をコテで押さえて、コケを貼って植え付け完了。最後に鉢とのバランスを考えて、枝を剪定。

 1本流れと逆行する枝がありますが、今は何もしないで、葉が展張してから考えようと思います。

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■枸杞■
ナス科/樹高20cm/左右16cm/鉢;美芸正方鉢
ラベル:枸杞
posted by 豆狸 at 07:47| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

アメリカ花水木@手術

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 去年根元がぐらついて、応急処置として鉢ごと結束して事なきを得ていた物の、何となく樹肌の色もおかしくて気になっていた「アメリカ花水木」(アメリカはなみずき)。

 今季は花芽も付いていないので、検査もかねて植え替えてみることにしました。固定してるアルミ線をはずして、鉢から出して根をさばいてみると、根っこは元気で大丈夫。

 樹肌の色が気になっていた幹をよく観察してみると、シャリ部分が浮いたような感じになってるので、ヘラで強くこすってみると、ボロボロと間単に剥離。

 どうやら腐りが進行していそうなので、思い切って腐ってる部分を切除することにしました。切除する道具は、ペンシル型のミニ電動グラインダ。ちょうど歯医者さんが使ってるのに似ています。

 大まかなところは、エンドミルで取り除いたあと、仕上げは先端工具を色々と取り替えて、青味が見えるまで削っていきます。

 慎重に削っていって1時間、ようやく終わってみると、なんと幹の太さが半分になってしまいました。傷口に“盆栽ボンド”を塗布して、乾いたあと“カットパスター”で覆って手術は終了。

 大事な二つの根を、折れないようにアルミ線で補強して植えつけます。コレで今年1年養生してもらって、来年花でも見せてくれればと思います。

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■アメリカ花水木■
ミズキ科/樹高31cm/左右15cm/鉢;落款判読不明磁器丸鉢
posted by 豆狸 at 14:26| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

合歓@植替

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 豆狸ンちにきて、まだ1度も花を見せてくれないものの、毎年綺麗な葉っぱを楽しませてくれる「合歓」(ねむ)の根伏せ16年生です。

 立ち上がりも良くて、幹肌もグリグリのいい雰囲気で荒れてきました。

 「合歓」は、水をよく欲しがりますので、あまり鉢を小さく出来ないので、今回は鉢を緩めることにしました。

 鉢から抜くと、細かい根がビッシリ。樹勢が強いことがよくわかります。古土を落として根洗いをするのですが、あんまりやりすぎると根がブツブツと切れ始めるので、ザブ・ザブっとつける程度で上げます。
 
 それでも水の上は、切れた根でビッシリと覆われてしまいます。

 入ってた鉢は緊急措置的に使っただけで、ぜんぜん樹とは合ってないので使わないことにして、今回は事前にイメージとぴったりの鉢があったので、それを使うことにしました。

 いつもの鉢底穴から通したアルミ線で固定したのですが、細根ばっかりで肩がないぶん効きが悪いので、“三方しばり”でもう一度括りなおして、鉢と一体化。

 アルミ線をかけなおして、以前の姿よりは樹高を下げてみました。今年こそ、花見せて欲しいなぁ。

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■合歓■
マメ科/樹高31cm/左右18cm/鉢;丹山
ラベル:合歓
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2007年12月27日

辛夷@採播

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 玄関を掃除してると、ちり取りの中でカチンっといつもとは違う硬い音。ん?≠ニ思って音のもとを探してみると、見慣れないハート型の黒い物があるではありませんか。

 手にとってしげしげと見ても、種ということはわかっても、それ以上の詳しいことがわかりません。そこで、いつもは奥にしまってる重たい本『原色図鑑 芽ばえとたね』を引っ張り出すことにしました。

 後半にある“樹木”の項を1頁1頁見ていくと、ありました・ありました同じ物。このハート型の種が「辛夷」(こぶし)の種ってことがわかりました。

 でも近所では「辛夷」を見た記憶がないので、新しく植栽されたのかもしれません。

 今回初お目見えの「辛夷」の種、さっそく採り播いておくことにしました。

参考文献;『原色図鑑 芽ばえとたね−植物3態/芽ばえ・種子・成植物−』全国農村教育協会

■辛夷■
モクレン科/大きさ1cm(写真の黒枠1cm角)/鉢;お手製の正方鉢
ラベル:辛夷 実生
posted by 豆狸 at 09:37| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

棕櫚

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 生長著しく根っこが土の上にまで露出している、元気溌剌の「棕櫚」(しゅろ)です。平成10年1月15日に花トモからいただいた、山採り苗です。

 本来は大きくなる樹なので、小鉢で持ち込むのは無理なんですが、その無理を承知で締めている樹です。根を詰まらせて、少しでも早く木を熟させようとしていたのですが、そろそろ限界そうなので、植え替えることにしました。

 鉢から抜けそうもないので、鉢の縁に沿ってヘラを刺し込んで、周囲に沿ってグルッとまわして何とかスポ。

 根がビッチリと根鉢を巻いています。こんなときいつも思うのですが、チャンと入れてた土はどこにいったんでしょうねぇ?

 根を折らないように気をつけて、水につけながら根をさばきます。さばき終えると、一回り大き目の鉢を用意して植えつけます。

 鉢底穴から通したアルミ線で、樹をしっかりと結束して固定します。後は土を根っこの間にも丁寧に付きいれ、コテで表面を押さえて完成。

 出来上がったのをしみじみと見て愕然。樹の表と鉢の正面が合ってないではないですか…。う〜ん、チョッとガックリ。

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■棕櫚■
ヤシ科/樹高33cm/左右31cm/最大幹径4cm/鉢;康人
ラベル:棕櫚
posted by 豆狸 at 11:06| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月12日

柊@開花

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 久しぶりに「柊」(ひいらぎ)の花が咲きました。父狸がモミジと一緒に水盤に植えつけて25年、1度も植え替えていないのですが根詰まりもせず、うまく循環してるようです。

 花をよく見ると2本の雄しべが目に付く雄花ばっかりで、残念ながら結実するのは望めそうにもありませんが、雄花だけでも香りだけは楽しめるのが救いです。

 和名の「ひいらぎ」は、葉っぱの棘が疼ぐ【ひいら・ぐ(「ひひらく」の音変化。「ひいらく」とも);ひりひり痛む】が転訛したともいわれていて、古くは「疼木」・「比比羅木」とも表記されています。

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参考文献;『図説 草木名彙辞典』柏書房
       『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』山と渓谷社

■柊■
モクセイ科/樹高100cm/左右40cm/花径0.5cm/水盤植え
ラベル:
posted by 豆狸 at 14:26| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月11日

公孫樹@黄葉

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 黄葉の代表選手「公孫樹」(いちょう)です。

 和名の「いちょう」は、葉っぱの形が似てるということで付いた漢名の「鴨脚」の宋音【いちゃお】が、転訛して【いちょう】になったとか。

 「公孫樹」は、実が成るには長い年月を要するので、祖父が植えてその実を食べるのは孫の代になるところからこの字になったと言われています。

 「銀杏」は、実が杏に似てるところからといわれています。豆狸としては、「いちょう」の漢字表記は「銀杏」ではなくて、盆栽界で用いられてる「公孫樹」に統一しています。

 盆栽界で「公孫樹」といえば「乳公孫樹」ですが、コレはギンナンから実生した、極普通の「公孫樹」です。父狸が何気に播いて育てていたのを豆狸が引き継いで約20年。

 小鉢で持ち込んでるせいで、葉っぱも驚くほどチッチャクなりました。ズングリしたところは根っこで、そこから伸びているのが幹です。

 樹勢が強いのでさかんにヤゴを伸ばしていたのですが、近頃ではそれもなくなり落ちついた感じになってきました。

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参考文献;『図説 草木名彙辞典』柏書房
       『木の名の由来』東京書籍

■公孫樹■
イチョウ科/樹高19cm/左右8cm/幹径1cm/鉢;町直
ラベル:公孫樹 黄葉 紅葉
posted by 豆狸 at 15:29| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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