2009年04月12日

流泉開花

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 豆狸ンちのもみじの中では大きい部類に入る、もみじ「流泉」(りゅうせん)。芽吹き始めたので、よく見ると苞の赤に紛れて一つだけ花が咲いてるではありませんか。

 これだけの大きさで一つというのは寂しい話ですけど、考えてみれば豆狸ンちにきてはじめての開花。

 よぉ〜く見ると、ちっちゃな翼も見え始めています。このまま無事に充実して、秋には採り播きができますように。

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■もみじ「流泉」■
カエデ科

鳥たちの 元気な声に 気もなごむ

椿「宝珠砂子」落蕾数;7個(累計37個)

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2008年12月02日

手向山@紅葉

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 順番の関係で今は全落しているのですが、もみじ「手向山」(たむけやま)の紅葉です。この樹は大阪市内にいるときに、母狸が好きで自分で買った一樹です。

 もともと母狸は、「紅枝垂」(べにしだれ)として買ったのですが、「紅枝垂」って言うのは、春に色づくもみじの総称のことです。

 主に、「手向山」・「青崖」(せいがい)・「野村」(のむら)・「猩々」(しょうじょう)なんかがあって、葉っぱの形状から豆狸が「手向山」って、同定しました。

 母狸から私が引き継いで18年、買ったときから考えると37年、そこから考えてみて樹齢は40年くらいでしょうか。鉢で持ち込んでるので、コンパクトな樹姿をしています。

 母狸は特にこの樹に思い入れがあったようで、毎年一節一節大きくなるのを、ことのほか嬉しそうに眺めていました。

 その樹が、今年は例年に無く紅葉が鮮やかで、樹も母狸のことがわかってるようです。母狸遺愛の「手向山」、母狸の思いをついでちゃんと世話をしていかなくては。

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■もみじ「手向山」■
カエデ科

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2008年04月16日

紅鏡@芽摘み

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 ちょうど今の時期、いっせいに芽吹き始めるので、新緑が目にも鮮やかです。その中で赤系統の新芽は、一段と目立つ存在です。

 今回は、その赤芽の「紅鏡」(べにかがみ)の“芽摘み”です。葉が大きく節間も長いので、作業は落チン。ということは裏返せば、盆樹向きではないともいえるのですが。

 それはさておき、もみじは葉っぱが規則正しく構成されているので、“芽摘み”を含む剪定作業の入門教材としては、うってつけと思うのですが、いかがでしょうか。

 ちなみに豆狸も、もみじから入ってその他の雑木→実物→松柏と進んでいきました。

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■もみじ「紅鏡」■
カエデ科/樹高35cm/左右26cm/最大幹径1.4cm/鉢;お手製の「グイチ丸鉢」
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2008年04月15日

秋山紅@芽摘み

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 “芽摘み”をしようと思って手にとって見たら、花が咲いてる「秋山紅」(しゅうざんこう)です。毎年花を楽しませてくれて、翼果をぶら下げてくれます。

 毎年採り播きしているのですが、発芽したことがいまだかつて一度もありません。“しいな”なのかなぁ?≠ニ疑ってしまうほど。

 “芽摘み”作業は順調に進み、摘む時間より眺めてる時間の方が長いほど。あとは2番芽が吹き始めたらまたまた“芽摘み”をして、後は“葉すかし”・“枝抜き”と年間作業が続きます。

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■もみじ「秋山紅」■
カエデ科/樹高32cm/左右18cm/最大幹径1.8cm/鉢;お手製の「グイチ丸鉢」
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2008年04月14日

琴の糸@芽摘み

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 「琴の糸」(ことのいと)は豆狸にとって、難易度の高いほうの“芽摘み”になります。

 葉が細い上に入り組んでいるので見にくくて、“芽摘み”ポイントを見つけて、いざ切ると違う葉が切れたり、別の葉も一緒に切れたりと、結構手痛い目にあってます。

 ですから慎重の上にも慎重に、わかりにくいところは無理せず後回し。もう少し時間が過ぎてからということで、一度にするんではなくて、数回に分けてします。

 というわけで、今回の“芽摘み”はチョッと少なめです。

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■もみじ「琴の糸」■
カエデ科/樹高34cm/左右13cm/最大幹径1.2cm/鉢;お手製の「正方鉢」
ラベル:もみじ 琴の糸
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2008年04月13日

野村@芽摘み

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 植え替えた頃は何もなかったのに、暖かくなってきて一気に葉っぱが展張して、ボサボサ状態の「野村」(のむら)です。こうなり始めたら、“芽摘み”作業の開始です。

 “芽摘み”は、新芽が開いて左右に開いた葉っぱの中心から出てきた芽を、摘むことをいいます。こうすると、節間の短い枝が出来ます。

 摘むには、ピンセットでも鋏でも、何もなかったらつめでもOK。メーカーによっては、握り鋏を細長くしたような、“芽摘み”専用の鋏を出してるとこもあります。

 目が慣れなかったりしてわかりにくいときは、しばらくおいといて、はっきりわかるようになってから始めたほうが、失敗しなくて済みます。

 チョッと切ったつもりでも、こんなに葉っぱが溜まりました。

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■もみじ「野村」■
カエデ科/樹高26cm/左右11.5cm/最大幹径1.2cm/鉢;お手製の「グイチ丸鉢」
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2008年03月17日

黄金板屋@植替

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 豆狸持ち込み15年のオオイタヤメイゲツ系の「黄金板屋」(おうごんいたや)です。本来は、「金隠れ」(きんかくれ)ですが、入手時の名称「黄金板屋」を踏襲しています。

 オオイタヤメイゲツの黄緑葉種。萌芽から黄色の強い黄緑色の葉。夏は鮮やかな緑。秋は橙色から黄金色に染まります。

 高山に自生しているせいか、なかなか気難しくて、枝作りにも苦労しています。この鉢にした頃から、豆狸ンちの環境にも慣れてきたのか、芽数も殖えてきました。

 樹肌は概ね古色を帯びてきて、赤や緑の色つき部分が少なくなってきました。その古色の色合いは、いつものもみじ類に比べて黄色っぽく、趣を異にしています。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「黄金板屋」■
カエデ科/樹高28cm/左右17cm/最大幹径1.7cm/鉢;お手製の「正方鉢」
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2008年03月16日

琴の糸@植替

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 豆狸持ち込み16年のオオモミジ系の「琴の糸」(ことのいと)です。もともと双幹と呼ぶには高い位置で二股に分かれていたのを、片方の枝だけで改作した樹です。

 「琴の糸」の名前の通り、切れ込みの深い細くて長い葉が付きます。それを印象付けるには、ある程度高さがあったほうが綺麗に見えるので、きつい剪定もせず曲をゆるく付けただけの、伸びやかな樹に作っています。

 この樹の最大の魅力は、その細い葉っぱではなくて、立ち上がり。台木の「山もみじ」の太根の暴れ具合が面白く、植え替えるたびに目立つように高く植えつけるようにしています。

 今回も前回に比べて1cmほど高く植えつけることが出来たので、面白さに迫力が加わって、いっそう興味深い物になりました。

 この根っこを見てると、豆狸がいくらイメージを膨らませて、頑張って針金をかけて曲を作ってみても、自然の力の足許にも及ばないことが、つくづく実感させられます。

 ホンと自然は、真似の出来ない手本を見せてくれます。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「琴の糸」■
カエデ科/樹高34cm/左右13cm/最大幹径1.2cm/鉢;お手製の「正方鉢」
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2008年03月14日

野村@植替

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 今回は持ち込み16年のオオモミジ系の「野村」(のむら)です。別名、「武蔵野」とも呼ばれています。豆狸のもみじに関する虎の巻『カエデの本』によると、

 “古くから存在する品種。類似品が多いため決定品なし”とあります。“決定品なし”となると、豆狸ンちの「野村」は「野村」ではなくて「野村もどき」なのでしょうか?

 とはいえ、「野村」としての必須条件がわからない今、今まで通り「野村」として扱っていこうと思います。

 樹を見て目に付くのが、枝にある螺旋状の傷。この傷は、針金かけを始めたばかりのころ、針金をはずすタイミングを間違えて、つけてしまったものです。

 肉のまいた箇所を削って、もう一度肉をまかせると綺麗になるという話しも聞きますが、豆狸自身の戒めもこめまして、このままで置いてあります。

 去年植え替えが出来なくて心配していたのですが、走り根もなく細根が張って根の状態もよく、ホッと一安心。新しい鉢に植えつけて作業完了。

 根っこを上げれるだけ上げて植えつけてるので、多少足元が細くなって不安がありそうですが、しっかりと固定できていて、見た目以上にがっちりとしています。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「野村」■
カエデ科/樹高26cm/左右11.5cm/最大幹径1.2cm/鉢;お手製の「グイチ丸鉢」
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2008年03月13日

浮雲@植替

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 幹と同じくらいの太さの浮き根が印象的な、持ち込み15年オオモミジ系の「浮雲」(うきぐも)です。別名、「浮雲錦」・「行雲」とも呼ばれています。

 埼玉県から、市中に出回り始めた品種。春は薄緑の葉に桃・白の斑が入り、夏はそれらが薄緑になり、秋は橙から黄色の黄葉、冬は寒樹と一年中千変万化。

 浮き根は本来切ってしまうのですが、豆狸が始めて植えつけたとき、幹からは細根がほとんど無くて、大半が浮き根から出ている状態でした。

 一か八かの賭けで、浮き根を切り詰めて幹からの発根を期待することが、怖くて出来なかったので、しょうがなくチョッとでも見栄えがいいようにと寄せて植えたのでした。

 当初は目に付いてしょうがなかった浮き根も、今では肥大して面白い景色を見せ始め、「浮雲」には無くてはならない存在になっています。ホンとコレって、怪我の功名。

 まだまだ枝数は少ないですが、枝や幹にも古色が現れ始め、これから先どんな面白い姿を見せてくれるかと、楽しみな一樹です。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「浮雲」■
カエデ科/樹高29cm/左右16cm/最大幹径1.2cm/鉢;お手製の「グイチ丸鉢」
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2008年03月12日

紅鏡@植替

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 豆狸が持ち込んで15年。ようやく樹が熟してきたようで、枝先に行くほど節間も短く、接ぎ口も目立たなくなってきた、オオモミジ系の「紅鏡」(べにかがみ)です。

 別名「フカギレオオモミジ」とも呼ばれ、春は濃い赤茶色。夏は茶緑色と赤味がひきますが、秋には再び濃い赤から鮮やかな赤に色づきます。

 去年延びた新梢は、赤色。一昨年は、赤と緑の混ざった色。その前は緑色と枝の色が変わり、幹から根元にかけては古色を帯びています。

 本来は地植えにするべき樹種を、何とか小鉢で持ち込んでいます。毎年こまめに植え替えることで、強かった樹勢もようやく落ちついて、太根が走ることもなくなりました。

 鉢から抜いて根洗いをしてみると、細根が充実して綺麗にはっているのがわかります。いつもの括り方だと、せっかくの細根が傷んでしまいます。

 ステンレスパイプを細根に通して道を作って、その穴にアルミ線を通して結束することに。鉢を代えたので、それに合わせて植え付け角度を、前回よりさらに倒して固定します。

 出来上がった樹を見て、グッと樹格が上がったと目を細めてる豆狸でした。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「紅鏡」■
カエデ科/樹高35cm/左右26cm/最大幹径1.4cm/鉢;お手製の「グイチ丸鉢」
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2008年03月09日

鬱金@植替

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 冬至芽の萌葱色が綺麗なイロハモミジ系の「鬱金」(うこん)です。早春から秋まで緑色で、秋は濃い黄色になります。

 樹勢が高まりすぎると、ヤマモミジの性質が出てきますが、樹性も強く作りやすい樹です。別名「青柳」(あおやぎ)とも呼ばれています。

 踏ん張ってる太根を植え替えるごとに、少しずつ持ち上げています。前回の植え替えのときに使ったコイルのゲタは、根っこがしっかりと抱え込んでいます。

 今回もおんなじように、太根を上げるためにコイルのゲタをかませて植えつけます。コケも太根が目立つように、極力薄く貼り付けて出来上がり。

 小鉢で持ち込んで15年、接ぎ口もだいぶ目立たなくなって、優しい樹になりました。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「鬱金」■
カエデ科/樹高25.5cm/左右10cm/最大幹径1.5cm/鉢;美功辰砂丸鉢
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2008年03月08日

小葉団扇楓@植替

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 枝を見ると引きが入ってシワがよって危なそう、芽数も少なくて芽の状態も元気なのかどうなのかわからない、不安のよぎるハウチワカエデ系の「小葉団扇楓」(こばのうちわかえで)です。

 この“小葉”という字、“こば”って読むのか、“しょうば”って読むのか悩むところですが、今のところ豆狸としては“こば”に統一しています。

 鉢から抜いて根洗いをしてみると、元気な根を発見。コレなら暖かくなったら、新しく芽を吹いてくれそうなので、一安心。

 立ち上がりが面白いので、コレを目立たせるためにコイルのゲタを履かせて、植え替え前よりは高くなるように植えつけることに。

 樹の固定は、ちょうど左右両方に太根がのぞいているので、ここをシリコンチューブで押さえ込んで固定することにしました。

 植え替えの終わった「小葉団扇楓」、今年も何とか綺麗な葉っぱを拝ませてくれますように。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■小葉団扇楓■
カエデ科/樹高16cm/左右8cm/最大幹径2cm/鉢;左楽
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2008年02月23日

限錦@植替

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 古くから文献に登場する、イロハモミジ系の「限錦」(かぎりにしき)です。安定して斑が入るものの、色は地方によって濃淡に差があるようです。

 もともとは庭木用の接木素材を、小品盆栽用に改作した物です。豆狸ンちに来たときから台木の「山もみじ」に、かじられて肉が巻いた痕がザックリとへこんでいます。

 植替をするときはコレを見所にすべく、常に根を上げることを心がけています。

 豆狸ンちの来て、早15年。こまめに芽摘みをしている効果で節間も短くなり、芽数も増えました。

 幹は目立った変化もなく、これ以上太りそうもないので、ずぅ〜とこのままの樹形を、維持していきたいと思ってます。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「限錦」■
カエデ科/樹高26cm/左右16cm/最大幹径1cm/鉢;茶山
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2008年02月08日

八房もみじ

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 赤い冬至芽が綺麗な、「八房もみじ」(やつふさもみじ)です。名前にある“八房”って言うのは、枝の一部や実生苗などに、矮化の性質が現れる物のことです。

 植え替えようと思ってジックリと樹を見てみると、どうも幹肌がおかしいので、こすってみると案の定「チャノマルカイガラムシ」。

 全身をこすり終えると、あかすりでもしたように樹がすっきりとしています。でもその下には、剥がれた「チャノマルカイガラムシ」が散乱しています。こんな小さな樹に、コんだけ、付かんでも≠ニ思うくらいです。

 「チャノマルカイガラムシ」の影響を心配して、根をさばいてみると、細根が充実して前回はかしたコイルのゲタを巻き込んでいて、樹勢も良さそうなので、ホッと一安心。

 立ち上がりに一曲あって懐枝がありますが、枝数が少ないので切らずにおきます。樹高の3分の2ほどまで青味がなくなり、八房性のおかげで節間も短く、面白い樹が作れそうです。

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参考文献;『図解 郡境介のミニ盆栽コツのコツ』農文協

■八房もみじ■
カエデ科/樹高12.5cm/左右3.5cm/最大幹径0.9cm/鉢;美芸
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2008年01月20日

黒古光紅

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 去年豆狸ンちにやってきたまんまの状態の モミジ「黒古光紅」(ころこごべに)です。幹が細いにも関わらず、コルク質が発達してコブのがいたるところに出来ていて、結構グロテスクな幹肌をしています。

 やって来たときすでに葉っぱが展張し始めていて、仕方なく植替が出来なかったのですが、頃合いもいいので植え替えることにしました。

 ちなみにカタログによるとモミジ「黒古光紅」は、“ウリハダカエデの銅葉品種。春から夏までは光沢のある銅葉、夏から秋は黒紫葉となり、紅葉せずに落葉します。2001年発見”とあります。

 鉢から抜いて土を落として根洗いしてみると、深鉢なので心配していた太根が走ってることもなく、かえって根が少ないくらいで、ホッと一安心。

 去年見ていたら葉っぱが結構大きいので、水分の蒸散のことも考えて、鉢をチョッとゆるめにして植え付けました。

 無事に冬を越して、春になって芽吹き始めるのが、今から待ち遠しいです。

■モミジ「黒古光紅」■
カエデ科/樹高28cm/前後16cm/鉢;お手製の「撫角正方鉢」
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2007年12月06日

琴の糸@紅葉

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 オオモミジ系細糸葉の「琴の糸」(ことのいと)が、青葉に紅葉と黄葉が混ざって、一本で綾錦の見事な状態になっています。

 この状態が長く続いてくれるとありがたいのですが、どうやら後わずかで全落してしまいそうです。

 現在「琴の糸」は3種類あって、関東系は赤から紅色に紅葉して、「大和琴の糸」は黄色に染まるとあります。

 残り一つがどんなのかわかりませんが、書かれてる通りとすれば、豆狸ンちの「琴の糸」はその両方の特性を持っているようです。

 事実葉っぱ一枚とって見ても、5裂した細糸葉それぞれが紅・黄・両方混ざってるようにバラバラで、一枚見てるだけでも興味が尽きません。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■モミジ「琴の糸」■
カエデ科/樹高34cm/前後18cm/鉢;お手製の「撫角正方鉢」
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2007年12月05日

紅鏡@紅葉

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 オオモミジ系の「紅鏡」(べにかがみ)が、綺麗に紅葉してくれました。

 文献を紐解いて見ますと、“深裂で長い裂片。フカギレオオモミジ。春は来い赤茶色。夏は茶緑色と古色になるが、秋には濃い赤から鮮やかな赤に色づく”とあります。

 豆狸の見るところ、今年延びた若い枝は赤くて、2年目以後になると徐々に青くなっていくので、1年毎の生長がよくわかる樹種です。

 もともとは大きくなる樹性なので、最初の頃の節間は長いですが、豆狸ンちに来てからはこまめに芽つみをしているおかげで、年々節間が短くなってきています。

 小鉢で持ち込んで14年、細幹で流れのある優しい樹になりつつあります。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■モミジ「紅鏡」■
カエデ科/樹高44cm/前後24cm/鉢;豊千
ラベル:紅葉 モミジ 紅鏡
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2007年12月01日

流泉@紅葉

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 今年の紅葉はどうなるかと心配していたのですが、ここに来てようやくそれらしくなり始めて、ホッと一安心。そういうわけで今回は紅葉の綺麗どころ、もみじ「流泉」(りゅうせん)です。

 種苗会社のカタログで、“イロハモミジ系。今まで見たこともない、枝がダイレクトに枝垂れる逸品。懸崖仕立や壁面の緑化に”の解説文を発見。モミジ好きの豆狸としては、“枝がダイレクトに枝垂れる”という言葉に引かれて、思わず衝動買いした樹です。

 “枝がダイレクトに枝垂れる”様子をみるために、あえて整枝はせずに「流泉」の成りたいように任せています。

 ただ極端に枝垂れるので高いところに置くので、風の影響でバランスを崩さないように、「流泉」専用にデザインしたお尻の重たい「面取り六角鉢」に植えてあります。

 持ち込んで2年。まだまだ接ぎ口も癒えず枝は青いですが、ようやく肉も巻き始め一部に白っぽい縦じわが出始めました。

 出歩かなくなった豆狸としては、豆狸ンちの紅葉を見てよく観にいった東福寺や山科の毘沙門堂の紅葉に、思いをはせるのでした。

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■もみじ「流泉」■
カエデ科/樹高45cm/前後38cm/鉢;お手製の「面取り六角鉢」
ラベル:もみじ 紅葉 流泉
posted by 豆狸 at 07:29| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | もみじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

ちしお

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 もみじ「千染」(ちしお)が、芽吹き始めました。「血生」・「血汐」・「血潮」とも書いて、どれも読みは“ちしお”です。別名「毛氈」(もうせん)とも呼ばれ、『紅八房』(べにやつふさ)が正式名称です。

 豆狸としては、入手したときの「千染」の名前が気に入っているので、今後もこの名前で呼ぶと思います。

 平成4年3月29日に、種苗メーカーの庭木素材を改作してはや15年、小鉢で持ち込んではいるのですが、なかなか樹肌が荒れてきませんが、細幹の趣のある樹になってきました。

 葉の展張に伴って“芽つみ”作業の開始ですが、今しばらくはこの樹姿を楽しみたいと思います。

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参考文献;『カエデの本』日本槭刊行会

■もみじ「千染」■
カエデ科/樹高27cm/左右10cm/鉢;豊千丸鉢
ラベル:千染 もみじ
posted by 豆狸 at 07:07| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | もみじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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