2009年09月07日

前葉体

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 “お邪魔ムシ”第五弾は、「前葉体」(ぜんようたい)。あまり聞きなれない、この「前葉体」って言葉。

 シダ類の代表的な状態の一つで、文献を紐解いて見ますと、“胞子が芽を出して育つと、径5mmほどのハート型など小さい姿で地面に張り付いて生活する”とあります。

 この状態のことを「前葉体」といって、よく目にしている胞子を作る「胞子体」と違い維管束や根がないのが特徴で、この二つの状態を交互に繰り返してシダ類は、世代交代を行っています。

 豆狸ンちの状況から判断して、この「前葉体」はシダ類イノモトソウ科の「井の許草」(いのもとそう)じゃないかと思っています。

 「胞子体」になると根がまわって抜きにくくなるので、この状態のときにマメに抜いておかないと、後で抜けなくなって大変なことになってしまいます。

 以前抜くに抜けず、「胞子体」を力任せに引っ張ったら根鉢ごとポン★ 抜けた根鉢をよく観察してみると、根鉢をガーゼでくるんだようにがっちりと黒い根っこが包んでいました。

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■前葉体■【Prothallus】
シダ類

参考文献;
『写真でわかるシダ図鑑』トンボ出版


posted by 豆狸 at 05:04| 大阪 ☀| Comment(0) | シダ類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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