



「水引」(みずひき)の花の初めていい写真が撮れました。雄しべ・雌しべもはっきりと確認でき、思わずガッツポーズ。
そのうえ、全部が紅いと思っていた花弁の1弁だけ白いことを確認したのにはビックリ。「水引」との長い付き合いで、初めて知った事実です。
いただいた草樹の中にまぎれて豆狸ンちにやってきて、かなり殖えた印象があったのですが、確認してみると現在は何とこの1株だけ。結実した実を採り播いて、もう一度復活させなくては。
文献を紐解きますと、“和名は、その花穂を紅の水引にたとえたもの。白花のものを銀水引(ぎんみずひき)、紅白の混ざるものを(ごしょみずひき)という”とあります。
豆狸としては不運にも、「銀水引」・「御所水引」も見たことがないのが残念です。せっかく「水引」がいるのだから、この2種類も何とか手に入れなくては。
それにしても、よく撮れたと自画自賛している豆狸でした。
■水引■【Antenoron filiforme】
タデ科
参考文献;『図説 草木名彙辞典』柏書房