2008年02月05日

寒葵?細辛?

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 コレを買ったときに挿してあった名札には、たった一文字「雅」とだけ書いてありました。

 以来、単純に寒葵「雅」と思っていたのですが、最近“細辛「雅」(さいしん「みやび」)”と書いてあるのをネットで見つけて、悩んでしまいました。

 以前今回の「雅」を買った山野草店のご主人に、「寒葵」と「細辛」の違いを尋ねた折、冬に地上部があるのが「寒葵」、ないのが「細辛」≠ニ聞いた覚えがあります。

 今は冬、「雅」の地上部は、葉っぱが痛んでるとはいえ健在。ッてことはやっぱり「寒葵」?と悩みながら資料をひっくり返してたら、偶然一冊の本に目が留まりました。

 “細辛とは、日本原産のカンアオイが天然突飛で青軸に変化した物です。(中略)先人達は、この草の幾万体に一本といわれる軸・花ともに美しく変化した個体を探し出し、細辛と名付けました。”とありました。

 ということは、「雅」は葉の綺麗さ、青軸から見ても「細辛」に間違いなさそうです。それにしても目玉の葉っぱが、かなり痛んでしまいました。春になったら植え替えなくては。

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参考文献;『古典園芸植物の栽培と増殖』池田書店

■細辛「雅」■
ウマノスズクサ科/草丈3cm/左右15cm/葉(縦4cm×横3cm)/花径1.5cm/奥行き1.2cm/古葉×5+花5/鉢;信楽山野草鉢


posted by 豆狸 at 15:13| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 寒葵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

松房@伏せ込み

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 山地に生える蔓性落葉植物の「松房」(まつぶさ)です。蔓は右巻きで、古い蔓の表皮はコルク質になり独特なにおいがします。古くは、「牛葡萄」(うしぶどう)・「松葡萄」(まつえび)・「松葡萄」(まつぶどう)とも呼ばれていました。

 樹がグラつくので、アルミ線で補強しています。イマイチ精彩もなくて、根詰まりをおこしていたりする可能性もあるので、植え替えることにしました。

 鉢から出して根洗いをしてビックリ、根の状態が悪い・悪い。とにかく元気な根が見当たらない。太根は真っ黒でどう見ても勢いがなくて、肝心要の細根はチョロチョロ。

 コレで生きてるのが不思議なくらい。樹がグラつくのもわかります。

 原因は根詰まり。根っこが満杯になって、壊死してしまったようです。それでも蔓性植物は樹勢が強いので、残った根っこで春からの復活にかけてみることにしました。

 頭でっかちのオタマジャクシが立ち上がったような、コケジュンの悪さを強調してるのが、立ち上がりの棒立ち部分。

 3ミリのアルミ線をかけて、強い目に伏せ込むことにしました。幹が曲がるか心配していたのですが、太さのわりに柔らかくてあっさりと曲がってくれました。

 コレで多少見た目の悪さは、カバー。アルミ線は根っこ方向に長い目に残してそれを曲げて足回りを作って、自力で立てるようにします。

 あとは鉢底穴から通したアルミ線でしっかりと固定して、植え付けて完成。樹自体がまったくグラつかない、吹流し風の面白い一鉢が出来上がりました。

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参考文献;『図説 草木名彙辞典』柏書房
       『日本の樹木』山と渓谷社

■松房■
モクレン科/樹高11cm/左右12cm/最大幹径0.8cm/鉢;お手製の「グイチ正方鉢」
ラベル:松房
posted by 豆狸 at 07:58| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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